仏教の教え 2022 7 10

 戦場で弓矢が飛んできて、
不幸にも友人に当たってしまった。
 急いで矢を抜いて、
毒を取り除く必要があります。
 ところが、この矢は誰が射たのか、
どこから飛んできたのか、
気になってしまい、
友人を助けられなかった。
 日常生活においては、
冷静に対処できても、
極限状態では混乱してしまい、
友人を救うことができなかった。
 この教えは「中阿含経」の「箭喩経」にあります。
弟子が釈迦に、
「世界は永遠か」、
「世界の果てはあるか」と
聞いたことに対する答えです。
 つまり、世界の果てを考えるより、
しっかり修行して、
人々を救いなさいと言いたかったのです。














































































































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